超実用プラネタリウムソフトウェア 「SUPER STAR IV (スーパースター4)」



SUPER STAR 開発秘話

1978年~1999年

意外に歴史が長いのです。



1978年~1979年

これがSUPER STARの原点

この1冊のノートからすべてが始まりました。

←30年以上の時を経て、ボロボロです。。。

 

 

 


「目盛環を使えばファインダーを使わなくても導入ができるんだ」

たったそれだけの動機で無謀にも始めたノートです。

もっと無謀だったのは、定規を使って全天恒星図から目視で座標を拾っていたことです。

この作業を小学校の休み時間にやっていました。


「マイコンでやればいいんだ!」と思いつくまで、あと4年、
ビクセン「マイコンスカイセンサー」が発売されるまで、あと6年、
そんな頃です。

 

 



目盛環導入プログラム for MZ-80B 1982年

手動で目盛環導入をする問題は?

日周運動による赤経座標のズレです。

近くの恒星を導入して目盛環をその恒星の赤経に合わせる、

もしくは時角の概念を持ち込むしかありません。

「マイコンでやればいいじゃん」

単純なひらめきです。1982年5月のことでした。

 

 

 

今なら誰でも思いつきそうですが、1982年当時としては画期的なアイデアであったと思います。

パソコンの世界はNECとシャープがしのぎを削っている時代。

NEC(PC-8001)派の私でしたが、環境の都合でシャープのMZを選択しました。

当時はデパートや電気屋さんに行かなければならず、身近にNECマシンがなかったのです。

シャープ標準のBASICでは倍精度計算ができないことが問題でしが、当時の私の技術力にもまだまだ問題がありました。

 

ビクセン「マイコンスカイセンサー」が発売されるまで、あと2年。

 

 



衝撃!ビクセン「マイコンスカイセンサー」発売!  1984年 >

中古パソコン市場が誕生したのが1984年頃だったと記憶してます。

「マイコンが買える!?」

念願のPC-8001を3万円台で入手することができました。

N-BASICなら倍精度の計算ができるんです。

 

 

 

 

 

 

中野主一さんの「マイコン宇宙講座」

今でも見返すことがあります。

まさにバイブルです。

 

 

 

 

 

 

 

衝撃でした。。。

ビクセン「マイコン・スカイセンサー」発売。

コンピュータ制御のモータードライブなんて、未来のことだと思っていました。

「先を越された!」と、本気で思ってました。

身の程知らな高校生でした。

 

 

 

 

 

 

番外編  天文ガイド1986年7月号「私の愛機」に自作機が掲載されました

実は自作派でした。

SUPERSTARの原点「目盛環導入ノート」を作り始めた1978年頃、同時に始めたのが反射望遠鏡の自作です。

結局完成まで8年もかかってしまいましたが、念願の「私の愛機」に掲載されました。

あの銅のプレートもありますよ。

 

 

誘い(IZANAI) for PC-8801 1987年

PC-8801SR登場以降、処理スピードの向上やFM音源搭載など、8bitパソコン全盛時代に突入します。

1987年、この頃入手したのはPC-8801FHです。

若さで突っ走った地獄の肉体労働1日16時間

苦労の末に手に入れました。

高速なグラフィック処理、美しいFM音源の音色に魅せられ、凝ったものを作り始めます。

名前も「誘い~IZANAI~」としました。

アマチュアプログラマーが陥るワナに見事にハマりました。

デザインや面白機能に走ってしまうんですね。

「誘い」はそこそこキレイな画面に仕上がったのですが、当然、完成を見ずに終わることになります。。。

プロの技術を学ぶほんの少し前でした。

 

 

やってしまった! 誘い(IZANAI) for PC-9801(MS-DOS) 1990年

時代はバブル。

恋にスポーツにサークルに、それは激しく動いていました。

遊んだら確実に留年と言われた大学、現役卒業に向けて多忙を極めました。

さらにベンチャー企業でエンジニアとしてシステム開発の仕事。

それも始めてから4年目。

天文?すっかり忘れてました・・・

隣の校舎に大平氏(メガスター作者)がいることさえ、全く知りませんでした。

そんな大学生とエンジニアの二重生活も終盤の1990年。

焦って、プロの技術を投入した「誘い~IZANAI~」の開発を試みます。

高価だったラップトップパソコンを仕事先で無理を言って借り、胎内星祭1990に持ち込み実験。

いろいろ試みるも、学生生活終わり。

着手が遅すぎました!

やってしまいました。。。

夢の天文ソフト計画、心の片隅にしまい込みました。

 

 

心再燃!SuperStar(1.0β版)を公開  1998年2月14日

人生、何があるか分からないですね。

8年後、ちょっとしたことから心再燃

まずは星座早見と恒星図から作ってみました。

本来の目的である導入機能はとりあえずナシです。

名前は「SuperStar」としました。

この実験的プログラムで今後の運命が決まりました。

「SUPER STAR III」 へ向けて本格始動することになります。

 

星座早見・恒星図の2画面構成(文字化けしてしまいました)。
星座早見をクリックした位置が恒星図で中心にくるというインターフェースや、
拡大縮小は今も引き継がれています。


1998年2月14日、Nifty FSPACE にてSuperStar(1.0β版)公開。

↓懐かしの、Nifty FSPACE です。

 

 

最も苦しんだ「SuperStar 2.0」 1998年~1999年

「SuperStar 2.0」。

これは苦しみました。。。

また1から作れ、と言われても無理でしょう。

そのくらいもがきました。

SEで培った技術をフル投入、オブジェクト指向で徹底的に設計。

現在SUPER STAR は軽く動作し、機能太りに陥らなくて済んでいます。

それは「Super Star 2.0」で苦労した賜物と自負しています。

苦労したのに非公開です。

それは・・・

「Super Star 2.0」は、あくまでも踏み台だから。

「SUPER STAR III」一般公開へ向けて。

 

 

 

 翌年2000年7月、「SUPER STAR III」は公開されました。

多くの方に愛され始めるのはここから。

あのノートを作り始めてから22年が経っていました。

 

 

 

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